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  写真師・小川 保が写真を撮るワケ

ここでは写真師・小川保を知っていただくためのコラムを掲載していきます。写真に対する考え方、写真に関する業界のこと、被写体に対する思いなど写真師・小川が写真に接するさまざまな事柄をつれづれなるままに書き連なっていきます。このコーナーで小川 保というキャラクターを知ってもらえれば幸いです。
写真師って、何? ダイビングが先?写真が先?
ダイビング初体験の思い出


写真師って、何?

 私の場合、名刺に「写真師・小川 保」と刷っています。カメラマンや写真家でなく「写真師」と書いてあります。写真師という言葉は「肖像写真」の世界で、写真を撮る人のことを写真師と呼ぶことがありますが、小川の場合はそれとは少し違った意味合いで名乗っています。
 どのような意味かと言うとカメラマンではなく、写真家ではなく「写真師」であるという分類上で使っている。では、どう違うのか?カメラマンとは、クライアントの指示されたものを撮る撮影技師。写真家とは、自分の狙ったテーマを追求して撮影活動をする人で、出来上がった写真は作者の作品として世に出る作家のことをいう。小川が名乗る写真師は、その中間的な存在。つまり、クライアントのほしい写真の希望を撮影者が理解し、「どのように表現すればクライアントが伝えたい写真になり、写真を見る側に伝わるか」というポイントを見極め、技術と感性を活用して表現するのが写真師である。
 例えるなら美容師さんに近いかもしれない。美容師さんはお客(クライアント)が「こんな髪型にしたい。」という希望を聞き、その希望を踏まえた上で「こうすれば、より魅力的になる」という感性を活かし、専門の技術を提供しているお仕事だ。写真師というお仕事もかくあるべきで、撮影を依頼する人が「これをこんな雰囲気で撮ってほしい」という希望があるとすれば、それを受ける写真師は依頼された「こんな雰囲気」をより視覚的にアピールするにはどうするれば効果があるかを考え、自分の撮影技術や作画の感性を駆使して写真で表現するお仕事なのである。決して「詐欺師」や「ペテン師」と同格にしないように。
 ところで、私、小川の場合、お仕事で使う名刺には「写真師」となっているが、それはあくまでも、仕事上での役割であり、本質は「写真家」小川保として撮影活動をしている、「水」というキーワードを広いテーマとして水中や、海、水辺の写真を中心に創作活動をしている。
2006.1.24

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ダイビングが先?写真が先?

 写真を撮るお仕事を始めて今年(2006年)で13年目になります。13年というと、見る人によっては「13年もやってるんだ」と思う人、「ふーん、まだ13年なのね」と感じる人など自分の経験やキャリアと比較してスゴイとタイシタコトナイのどちらにもとられる微妙な年月のような気がします。まあ、どのように感じられるかは見る人の「アングル」によって相手が高く見えたり、低く見えたりするものなので問題ではないのですが、13年間この仕事でやってきました。
 13年間のうち、ダイビング雑誌を中心に多くを「水中写真」という分野の撮影に従事してきたので、良い意味でも、悪い意味でも「水中写真の小川」というイメージがあるらしい。実際にはダイビング雑誌の出版社の撮影課に所属していたので、ある意味では「水中写真の小川」は正解だ。反面、「出版社の撮影課に所属」というのは「雑誌で使われる写真は全部撮れる人」でなければならないのだ。雑誌の写真というとモデルや商品といったスタジオ撮影からロケ先での風景、人物、料理、建築物、イメージ、空撮、水中撮影。インタビューや記者会見、イベントの撮影から果てには社員の結婚式や証明写真に到るまで守備範囲となる。水中写真が撮れるだけでは勤まらないお仕事なのだ。
 そんなお仕事をしていると「小川さんってダイビングが先ですか?写真が先ですか?」って聞かれることがたびたびある。ダイビングを始めたのは高校生のころだ。当時、ダイビングというとスキーほど盛んではなく、むしろマイナーなレジャーだった頃で、当然、身近に水中の世界を知る者などほとんど無く、友達や家族に「あそこの海であんなのがいた」とか「ここで潜ったらこんな綺麗なものがいた」と言っても「ふーん…」程度の反応しかない。自分の言葉の表現力が貧困なため感動のツボが伝わらず「ふーん」という反応だったのかもしれないが、とにかく反応は「ふーん…」程度でしかなかった。そこで「ふーん…」という反応を「おおっ!」とか「うわぁ〜」に変えるべく水中カメラなるアイテムを手にし、水中写真を始めたのがキッカケである。ってことはダイビングが先になるのだが、ところが、ここに到るまでに複線があるのだ。
 昭和40年代生まれの人は分かると思うが、この世代はスーパーカーブームやブルートレインブーム経てきている。これらのブームが全盛のころ小学生だった自分は多分に漏れず高性能な自動車や特急や寝台列車に熱い視線を注いでいた。子供の世界にも「お金のある人にお金が集まる」システムはあるもので、お金持ちの同級生はそれらをご自慢の一眼レフで撮影し、ご自慢のポートフォリオを見せびらかし、僕らに「生写真!?」を売っていた。自分も何点か大事な小遣いから、そのスーパーカーやブルートレインの写真を買ったのだが、同時に「自分でも写真を撮りたい」という意識が強く芽生えていたような気がする。写真店から貰ったカメラやレンズのカタログを穴があくほど観察し、同級生から手に入れた写真とをにらめっこして「自分だったらこんなレンズでこう撮ると、きっとこんなカッチョイイ写真が撮れるはず」という写真的なイメージトレーニングをしていたのを記憶している。
 そんでもって「小川さんってダイビングが先ですか?写真が先ですか?」という質問に対する返答としては「物理的にはダイビングが先。精神的には写真が先。」ってことになる。

2006.1.5

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ダイビング初体験の思い出

 小川が始めてタンクを背負って水中の世界に浸ったのは、ミクロネシア、サイパンの海である。高校2年の夏。伯父に連れられ家族とサイパン旅行をしたときである。もともと生き物が大好きで、様々な動物を飼育していた少年・小川はこのころ熱帯魚の飼育に凝っており海の魚たちにも興味をもっていた。そんななかでのサイパン旅行。アクティビティのなかに「体験ダイビング」というのがありチャレンジ!
 着慣れないウェットスーツを身にまとい、ズッシリと思いタンクを背負って、いざ、ビーチからエントリー…なんて言うとカッコいいが、体験ダイビングなので水中で四つんばいで前進…ひたすら前進。その時、少年・小川は今までにない感動に包まれていた。

「水中なのに呼吸ができる!」
「素潜りよりも深いトコにずっといられる!」
「サカナたちに囲まれている!」

テレビでしか見たことがないスクーバダイビングの世界を今、自分が本当にやっているということに素直に感動してしまいました。

 もの凄く感動してしまった小川少年。スクーバダイビングを本格的にやりたいと心に決め、ダイビングの講習を受けるため再度サイパンに行きたいと考え、体験ダイビングをしたインストラクターに電話で連絡をしてみた。
すると……

小川「本格的にダイビングを始めたいので、今度そちらで講習を受けたいのですが……」

インストラクター「本当にダイビングを続けたいのなら、自分の住んでいる場所で講習を受けて、行きつけのダイビングショップをつくって、それからこっちへ来たほうがいいよ。」

 自分を感動の世界に導いてくれたインストラクター様のお言葉なので、その言葉を信じ、自分の通う高校から行ける範囲でダイビングショップを見つけ、講習を受けることにした。お陰で小川はダイビングを辞めることなく……というか、どんどんのめり込むことになり、後に水中写真で水の中の世界を人々に見せることに喜びを感じる「写真師・小川 保」となった。
2008.6.25
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